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“言語化できる建築プロ”になるための超実践トレーニング—画像を言語化し、即プレゼンに転用するプロセス—

  • 執筆者の写真: 純 小池
    純 小池
  • 4月21日
  • 読了時間: 3分

1. なぜ “言語化” が契約率を左右するのか?


  • 施主は感覚で画像を選ぶ「なんかオシャレだから」→ 具体要素を理解していない。


  • プロが要素を分解し提示すると「この人、分かってくれている」と即信頼。


  • 結果:プラン修正が減り、見積もり提出までのリードタイム短縮。


最初に画像の魅力を言語で“見える化”できないと「センス任せ」=リスク要因 だと先方に映る。

2. 最低限おさえる “言語化” の3軸

具体的に見るポイント

例(後述サンプル画像より)

色 (Color)

全体・アクセント・コントラスト

天井・壁は白、床はウォールナット色

素材 (Material)

木・石・クロス・金属…

キッチン天井=濃色突板、床=タイル

光 (Light)

明暗・窓位置・照度

リビング側は南面掃き出しから拡散光

3. 実演:写真1枚を30秒でプレゼン化する手順

以下は動画内で解説した「LDK写真」を例に 全文掲載 し、プロ向けに整理したものです。
  1. 色を描写「全体は白。奥の壁だけ中間グレー。天井は濃い木目。」


  2. 素材を推測「天井=木板貼り、奥床=タイル、手前床=無垢ウォールナット。」


  3. 光を評価「ダイニング側は敢えて暗め。リビングは掃き出し+ハイサイドで拡散光。」


  4. ゾーニングを言語化「床材と天井高さで“リビング=開放 / DK=落ち着き”を演出。」


  5. 施主プランへ転写「写真は奥行き 7 m 以上ですが、○○様邸は 5 m。    

    → 天井木貼り面積を 2 m に縮小、奥床だけ600角タイルで視線誘導します。」


4. “画像⇄提案” をつなぐ 5 ステップトレーニング

ステップ

やること

時間目安

① 画像を選ぶ

Pinterest/Houzz などから1日1枚

5分

② 3軸でメモ

色・素材・光を書き出す

5分

③ 声に出す

ストップウォッチ30秒で説明

3分

④ 図面に置換

自社標準間取りへ落とし込む

10分

⑤ 実客へ試投

打合せで即プレゼン → フィードバック収集

打合せ内

ポイント:完璧を待たず“今日の打合せ”で実験する。失敗 → 修正 → 定着のサイクルが最速でスキル化。

5. よくある壁と突破法

悩み

原因

処方箋

話が長くなる

要素を全部伝えようとする

3軸×各1フレーズに絞る

言葉が出ない

語彙ストック不足

メーカー catalog を声読→語彙メモ

緊張する

場数不足

社内朝礼5分プレゼンで毎日練習

6. 実案件での応用例(全文掲載)

動画で小池氏が実際に行った全文プレゼンを、句読点・ニュアンス含めそのまま再整理しました。
(全文転載)「全体的には白のお色が多いですよね……手前側のリビングは明るくて解放的……この要素を新プランに忠実に組み込みます…」

上記と同じ密度で説明できるようになれば、ほぼ契約までの障壁は消えます


7. トレーニング用 “画像+解答シート” を無料配布


  • 記事末フォームから請求 → 自動返信で 10枚×解答例PDF を即送付。


  • 社内勉強会/新人研修にそのまま使えます。


まとめ:デザインも“筋トレ”と同じ


  1. 見る → 言語化 → 提案へ転写 を習慣化


  2. 要素は 色・素材・光 の3軸で整理


  3. 失敗を恐れず 即プレゼン実践


  4. 画像+解答シートで 毎日5分の筋トレ

「誰が作ってもデザイナーズ」 は誇張ではありません。
継続トレーニングで、あなたの会社が 地元で指名される独占企業 になる土台が完成します。

 
 
 

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