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土地なし客を“成約”する工務店営業術!ヒアリング→逆算→提案の黄金ルートを完全解説

  • 執筆者の写真: 純 小池
    純 小池
  • 4月16日
  • 読了時間: 3分

この記事で分かること


なぜ土地を持たない施主がわざわざ工務店へ来るのか 土地なし客こそ高確率で契約できる理由 面談〜契約までの“建築的アプローチ”3ステップ 動画内で語られたノウハウを 全文要約+実務フロー に落とし込み


1. 土地なし客が最初に工務店へ来るワケ

施主タイプ

行動心理

現状

① なんとなく来店

土地も建物も白紙。まずは話を聞きたい

方向性ゼロ、洗脳されやすい“ピュア層”

② 指名買い来店

SNS・紹介で「この会社で建てたい」

建物イメージはあるが土地未決定

共通点はただ一つ


土地を持っていない。ここが最大のチャンスゾーンです。


2. 実は“激アツ”!土地なし客が魅力的な3つの理由


  1. こだわりが未形成


    • 土地への先入観が薄い=プロの提案を素直に吸収


  2. 建物要望を最初に聞ける


    • 他社より先に“理想像”をインプット → 主導権確保


  3. 他社比較が難しい


    • 建物×土地のトータル提案は不動産業者では不可能


ポイント


「土地が決まってからお越しください」は 機会損失 そのもの。


3. 土地なし客を落とす“建築的アプローチ”3ステップ


STEP

やること

施主メリット

キーワード

1. 徹底ヒアリング

面積・性能・デザイン・予算を深掘り

“理想の家”が言語化できる

建物先行

2. 逆算シミュレーション

ヒアリング結果 → 建物概算を提示


総予算 − 建物費 = 土地上限価格

土地選定の指針が明確

土地逆算

3. プラン&土地提案

候補地ごとにラフ間取りを作成


面積・金額・法規を即判断

「買ってから後悔」を防止

間取り先行

全文要約
建物ヒアリング → 概算提示 → 土地条件を逆算。
不動産業者が出来ない“図面×性能×コスト”提案で心を掴む。
これだけで 100%帰って来る 。

3‑1. ヒアリングで必ず聞く4項目


コピーする編集する


1. 延床(◯◯坪)/階数 2. 断熱・耐震グレード 3. デザインテイスト(例:ナチュラル・モダン) 4. 総予算(諸費用込み)


3‑2. 逆算計算式


土地上限価格 = 総予算 -(建物本体 + 付帯工事 + 諸費用) 必要土地面積 = 建築面積 ÷ 建ぺい率


※要望が多い場合は「面積縮小 or 予算増額」の2択を提示し合意形成。

4. 施主が土地を気に入ったら“即プラン”を描く


  1. その場で手描きラフ or CAD ラフ


  2. 面積・日当たり・車線・天空率まで簡易チェック


  3. 高すぎ・狭すぎなら 別エリア提案


  4. どうしても高額地を希望 → 間取り縮小・部屋数削減で代替案

重要
プランを見せた瞬間、施主は 「この会社じゃないと無理」 と感じる。

5. 他社に流れない“帰巣本能”を作るコツ


  • 施主が不動産屋で煽られても、初回ヒアリングの信頼が勝つ


  • 「駅近 30 坪」など条件が変わったら再プランを惜しまない


  • 90%どころか 100%帰って来る


6. まとめ


  1. 土地なし客=洗脳前のゴールデン層


  2. 建物→土地の順で逆算提案すれば契約率は跳ね上がる


  3. ヒアリングとプランニングを“惜しまず”実施すること


 
 
 

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