デザインにセンスは不要!工務店のプロが提案力を劇的に高める方法
- 純 小池
- 3月25日
- 読了時間: 3分
「デザインに自信がない」「センスがないから間取りや外観の提案が怖い」と感じたことはありませんか?
実はその悩み、多くの工務店の設計担当者・営業担当者が抱えています。
ですが結論から言うと デザインにセンスは不要。
本当に必要なのは「学び方」と「トレーニング」です。
この記事では、建築コンサルタントとして1,500人以上のプロを支援してきた私が、デザインを得意にするための考え方と実践方法を、分かりやすく解説します。
なぜ「センスがない」と思ってしまうのか?
多くの建築のプロが「自分はセンスがないからデザインできない」と思い込んでいます。
しかしその背景には、日本の建築教育における“決定的な欠如”があります。
実務に直結するデザイン教育はほぼ存在しない
大学や専門学校で建築を学んでも、
「かっこいいデザインとは何か」
「提案が通るデザインの考え方」
「実際の住宅デザインの具体的な改善方法」
こうした実務に直結する指導は、ほとんどされていません。
だからこそ、現場に出て「お客様にデザインを否定される」「契約寸前で他社に負ける」という経験をすると、自信を失ってしまうのです。
デザインにセンスは不要。その理由とは?
デザインができる人=センスがある人、という誤解は根深いですが、これは間違いです。
実際、私自身も絵を習っていた経験があるにもかかわらず、大学では「センスがない」と言われたことがあります。
ですがその後、ある建築家の先生に出会い、 「デザインは言語化とトレーニング」 で誰でも上達できると知りました。
では、どうやってデザイン力を伸ばすのか?
1. デザインを「言語化」する
お客様にデザインを提案する際に、
「この窓の配置は視線の抜けを意識しています」
「この素材を使うことで、外観に軽さを出しています」など、デザインの意図を具体的に伝えられることが重要です。
これは「センス」ではなく、「知識」と「言語化力」です。優れた建築家ほど、デザインを言葉で説明できます。
2. 良いデザインを徹底的に分析する
トレースではなく、「なぜこの建物が良く見えるのか」を分解して考えることが重要です。具体的には以下のような視点で分析しましょう。
窓のプロポーション
凹凸のバランス
素材と色の関係性
ラインや軒の処理
隣地や敷地との関係性
3. 実践的なトレーニングを積む
お客様に提案する前に、以下のようなトレーニングを行うと効果的です。
過去の成功事例を模倣して練習
社内でロープレ(プレゼン練習)
同業他社の事例を集めて比較分析
「これはなぜ良いのか?」を常に言語化
工務店の設計・営業が今すぐすべきこと
デザインが苦手だと思っている工務店の方は、まずこの3点を実行してみてください。
「センスがない」という思い込みを捨てる
デザインを言葉で説明する力をつける
トレーニングによって提案の型を身につける
お客様にとって大切なのは、あなたの「センス」ではありません。自分たちの理想をカタチにしてくれる安心感です。
さらに学びたい方へ
「もっと提案力を高めたい」「具体的なトレーニングが知りたい」という方には、私が運営している【PAK SYSTEM】の有料版がおすすめです。
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最後に:あなたも必ず“デザインが得意”になれる
デザインは一部のセンスのある人だけの特権ではありません。
正しく学び、正しく練習すれば、どんな人でも確実に成長します。
あなたの建築人生を変える第一歩として、ぜひ「言語化」と「分析」と「トレーニング」に取り組んでみてください。


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