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【現場】コレを知らないと工事現場で大炎上!お客様を必ず呼ぶべき10のタイミング

  • 執筆者の写真: 純 小池
    純 小池
  • 2月3日
  • 読了時間: 4分

🏡 現場でお客様を適切に案内するための10のタイミング


家づくりの現場では、お客様に「いつ現場に来ればいいのか?」と聞かれることがよくあります。


「いつでも大丈夫ですよ」と答えるのは間違いではありませんが、 プロとしての正しい対応とは言えません


現場には お客様に必ず来てもらうべき重要なタイミング があります。


これを怠ると、 後々のクレームやトラブルにつながる可能性 があります。


今回は 現場でお客様に来てもらうべき10のタイミング について解説します。


この内容をしっかり押さえて、 お客様との信頼関係を築くことが大切 です。


📍 1. 地鎮祭(じちんさい)


工事が始まる前の重要な儀式。


地域によっては行わないことも増えている ものの、お客様が希望する場合はしっかり案内する必要があります。


地鎮祭の費用 は地域によって異なり 2万〜5万円 程度が一般的。


神主の手配は誰が行うのか? を事前に決める。


お客様が準備するものや参加者について説明する


「地鎮祭ってやらなきゃダメですか?」 と聞かれたときに、 しっかり答えられないプロは失格 です。


お客様にとっては 最初の安心ポイント になるので、 詳しく説明できるように準備 しましょう。


📍 2. 近隣挨拶


工事前の近隣挨拶は 絶対に欠かせません


粉塵・騒音・工事車両の駐車 などで、近隣の方に迷惑をかける可能性がある。


お客様が挨拶に行かないとトラブルになる地域もある


お客様が 「工事の挨拶って私も行くんですか?」 と聞いてきたら、「プロ側が行きますが、お客様も一緒に行った方が安心される場合もあります」 と提案しましょう。


📍 3. 配置の確認(地縄張り)


地縄を張った段階で、配置をお客様と一緒に確認 する。


✔ 「駐車場の位置」「庭の広さ」「隣家との距離」などを 実際のサイズ感でチェック する。


スマホで写真を撮影 して記録を残す。


基礎工事が始まってから「狭い」「違う」と言われると手遅れ!


地縄の段階でお客様と一緒にチェックすることが、後のトラブル回避につながります。


📍 4. 基礎工事の配筋チェック


基礎の配筋は建物の強度に直結する重要な工程。


配筋が設計通りに配置されているか をお客様と一緒に確認する。


お客様にも写真を撮ってもらい、記録を残す。


基礎完成後に 「ヒビが入ってる」「不安になって調べたら…」 と言い出すお客様もいる。


事前に しっかり説明して不安を取り除くことが重要 です。


📍 5. 上棟(じょうとう)時の顔合わせ


棟梁とお客様の顔合わせを行う(お客様に安心感を持ってもらう)。


重要な金物について説明し、写真を撮ってもらう


お客様は 「この人が自分の家を作るんだ」と思うと、信頼感が増します


トラブル回避のためにも 顔合わせの時間をしっかり確保 しましょう。


📍 6. 窓の高さ・天井高さの確認


「思ってたのと違う!」を防ぐための重要なチェック


窓の高さ・種類・色、天井の高さをお客様と一緒に確認 する。


施工が進んでから 「窓を変えたい」「高さが違う」と言われると大変 です。


この段階で 最終確認をしておくことが必須 です。


📍 7. コンセント・スイッチの位置確認


スイッチやコンセントの位置をお客様と一緒にチェック する。


「ここにコンセントがあると便利」「このスイッチは位置を変えたい」 などの変更が可能なタイミング。


電気業者とお客様、施工者の3者で確認するのが理想的


📍 8. 仕上げの確認(設備・内装チェック)


クロス・フローリング・キッチン・タイルなど、施工後すぐにチェックする


「やっぱり違う!」を最小限にするため、お客様に都度確認を取る


確認の際は「スマホで写真を撮る」ことをおすすめする


📍 9. 施主検査


引き渡し前の最終チェック。お客様と一緒に細部まで確認 する。


傷や汚れの確認は、事前に施工者側がチェックを済ませておくことが重要


補修業者を何度も呼ぶことにならないよう、1回で完了できるように準備する


📍 10. 引き渡し(最終金の入金確認)


最終金の入金が確認できるまで絶対に引き渡さない!


引き渡し時にアフターメンテナンスの説明をしっかり行う


「お客様の建物になった後」の責任を明確にする


🔹 まとめ


「いつでも来て大丈夫」はNG!お客様に来てもらうべき 10のタイミングをしっかり伝えることが重要 です。


地鎮祭・近隣挨拶でトラブルを未然に防ぐ

基礎工事・上棟時にお客様の不安を解消する

窓やスイッチの確認で「思ってたのと違う!」を防ぐ

仕上げや施主検査で細かいトラブルを事前に潰す

最終金の入金確認後に引き渡しを行う

 
 
 

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