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【照明で差をつけろ!】照明デザインで粗利+10%!“昼光色・中白色・電球色”3色使いを極めて地域No.1工務店へ

  • 執筆者の写真: 純 小池
    純 小池
  • 5月19日
  • 読了時間: 2分

1. なぜ今「照明デザイン」が経営課題なのか?


  • 勉強しないプロは淘汰される


    住宅市場は“癒し”重視へシフト。

    ライティング提案ゼロ=価格勝負転落。


  • 明るさだけでは選ばれない


    お客様が欲しいのは「機能+感情価値」。

    名案(明暗)で空間体験を演出せよ。


  • 接客実務で得た最新ノウハウ


    単なる座学ではなく、現役コンサル・営業が日々の打合せで検証→フィードバック。


2. 3つの色温度を“機能+感情”で使い分ける


色温度

見た目

特徴・心理効果

最適空間

昼光色(6500K前後)

白〜青み

最も明るく集中力UP/冷たい印象

書斎・ワークスペース・クローゼット

中白色(5000K前後)

自然な白

太陽光に近い・色再現性◎

キッチン・ダイニング・洗面化粧台

電球色(2700K前後)

オレンジ

炎に近い・リラックス/団らん

リビング・寝室・浴室・廊下

POINT
昼光色:活動・覚醒 
→ “仕事モード”を演出電球色:癒し・くつろぎ 
→ “OFFモード”を強調中白色:中立・判断 
→ “色確認”が必要な場で重宝

3. 明暗+色温度で作る“4ゾーン設計” 


  1. アクティブゾーン昼光色+高照度 所要照度:500lx~


  2. クッキング・ジャッジゾーン中白色+中照度 所要照度:300lx~


  3. リラックスゾーン電球色+低照度+間接光 所要照度:150lx~


  4. トランジションゾーン(廊下・階段)電球色+足元センサー 安全&ムードを両立


4. 色温度×デザインの“やらかし”失敗例


NG例

何が起きる?

改善策

勉強部屋を電球色で統一

集中力↓・眠気↑

昼光色メイン+手元スタンド

高級タイル壁を昼光色で照射

質感がチープに

電球色 or 中白色+ウォールウォッシャー

リビング全体を昼光色+シーリング1灯

コンビニ照明・癒しゼロ

電球色コーブ+中白ペンダントで層を作る

5. 5分でできる!提案フロー


  1. 生活シーンヒアリング– 朝・夜・休日それぞれの過ごし方を質問


  2. ゾーニングマップ作成– 図面に4ゾーンを色分け


  3. 色温度シール貼付– 昼光=ブルー/中白=グリーン/電球=オレンジ


  4. 器具タイプを選定– 直付/ダウン/間接/スタンド etc.


  5. ルーメン計算&予算調整– 明るさテーブルで概算→粗利+10%を死守


6. “即・使える”営業トークスクリプト


「このリビングは電球色で“焚き火のような光”を演出します。
仕事で高ぶった交感神経を、帰宅後30分で切り替えてくれる色温度です。」

感情価値 を具体的に語る=成約率UP


7. 明日から差がつく行動チェックリスト


  •  ヒアリングシートに「色温度欄」を新設


  •  3色温度を体感できるデモ器をショールームに設置


  •  ルーメン&色温度計算シートを標準化


  •  Instagramで“昼光→電球”切替動画を毎週発信


  •  社内勉強会(月1)で施工写真をレビュー


8. まとめ


  • 照明=“設備”ではなく“感情設計”


  • 3色温度×4ゾーンで“生活リズム”をデザイン


  • 体感+ストーリー提案で単価も満足度も上げる

 
 
 

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